2018年8月10日金曜日

あかんやつや!

解体してみると、やっぱり色々見つかってしまいます。
こっそり蓋をしてしまいたいやつです。
…とはいえ、ゲテモノ系ではないので、ソレ系嫌いな方も安心してお読みください。
むしろ、そっちだけで済むなら建物的にはそのほうが良いのですが。。。

解体前、静かに佇む小部屋。

解体する前はなにもなさそうな部屋

むしろ、解体するには惜しいコンディション?

なんかあるかもねー、まあ、建物多少歪んでますからね。。。なんてことは大工さんから聞いていましたが、
「床を剥がしてびっくりしました。いやいや、今の床の上だけ処置してなんてことしなくてよかったです。」
と、解体して見えたものがよかったのか悪かったのか分からない連絡をもらったので、明朝確認に行ってみると、、、

晴れ続きなのに、なぜ床下がこんなに湿っている??
ザクザクになってる!

ルマンド状態!
 ※ルマンド:ブルボン社のお菓子。美味。でも、この場合、このお菓子のように材料がザクザクになってしまっていることを指す。古い車のサビサビのボディを形容する場合にも暗喩や直喩として使われる。

あチャー、こりゃ、立て替えたほうが安いくらいかかるかな?
一抹の不安が頭をよぎります。。。

夕方、大工さんから、床下の換気と地ならし、材については補強で済みそうと連絡をもらったので一安心。

まあ、古い家とはこんなもんですね。。。
大工さんも、多分大丈夫だけど開けてみないと何ともはっきりしたことはいえない、って言っていたし。。。

この程度で済んでよかったと感謝すべきかな。



2018年8月4日土曜日

昔の天井

50年だか60年前にリフォームした時につけた天井板を剥がすと、昔の天井(踏み天井)が出てきました。

剥がす前のベニヤ板の天井

剥がすとこんな感じ。碍子配線も出てきました。
こういう古い木の飴色っぽい茶色は出そうと思っても着色ではなかなか出せません。
新品の無垢の木の色も良いものですが、これはこれでこのまま使うのも良いかも。




解体開始

いよいよリフォーム着工です。

まずは、1F床の解体と2Fの屋根裏の荷物の搬出。
ものの半日で使わない梁や柱、壁がなくなりました。

片付け前の部屋
数時間でこの通り

午後からは、一部2Fの床を抜いて、屋根裏部屋に大量にあった長持ちを搬出。
都合11棹発見され、初めは埃まみれになりながらも、「たくさんありますねー」「いやいやほんとですねー」なんて笑顔で作業していたのですが、最後には全員うんざり&げんなり。

ほとんどの長持に布団が詰め込まれており、廃業した旅館のような量の布団とちょっとした金持ちの嫁入り行列ができそうなくらいの長持が出てきました。
出すほうも大変でしたが、入れた人もすごい!
他にも、宴会場ができそうな枚数の座蒲団と、あと5枚は布団が作れそうな量の綿が出てきましたが、お宝は何もなし。
やはり、あったとしても先代までに売り払われていたようです。

処分される布団の山。民家から出る量ではない・・・




着工前夜

着工直前の様子。
1F 玄関脇小部屋

1F 祖父の仕事部屋①

1F 祖父の仕事部屋②

祖父の仕事部屋から、玄関(左)と小部屋(右)を臨む

1F 座敷(右が床の間)

1F 仏間

1F 部屋

1F 部屋 (別角度)

2F 部屋①

2F 部屋②

2F 階段

2F 廊下

2F 祖父の書斎

古い金庫

古い金庫が出てきました。

番号もわからないし、鍵もありません。


専門家に聞いてみると、戦前の金庫のようです。

破壊してもらって、中身を確認しました。

「1時間ほどで終わります」
とのことでしたが、古い金庫は今のものとだいぶ構造が違うらしく、
苦闘されていること3時間ほど。

耐火のための砂が大量にこぼれて、金庫のドアがこじ開けられました。

昭和初期の小銭はたくさん入っていたものの、
残念ながら特筆すべきお宝はなし。

まあ、そんなもんですね。