2019年11月14日木曜日

2F間取り

昔ながらの(というか、昔の木造軸組構法)の家なので、元の構造壁や柱を壊さなければ、ある程度自由に間取りを作れます。
特に2階は水場がないので、やりたい放題、と思いきや、1階の天井の高さが違うことによる段差があったりして、一筋縄では行きません。
補強もしたいので、1階と全然違う位置に壁を入れたりしても意味がないので、どうしても制約は出ます。

壁がなかったところに壁を立てます。
以前はぺらぺらの間仕切りのみでした。
ちゃんと屋根の梁まで柱を通して固定。
部屋の中央に柱の跡があります。
構造上不要な柱は外して、部屋を広くとりました。
間取りを変えて部屋を広くし、壁が減ったので
補強のために「頬杖」を入れました。
壁に入っている柱と屋根の梁を繋いでいます。




1階で使えなくなった欄間を2階に持ってきました。
梁と天井の間が狭いので、1回り小さくカットしてはめ込んであります。

2階は山小屋風ですが、欄間が入ると和風になりますね。
壁は塗りで仕上げ、既存の木枠ガラス戸を
両開きにしました。
元の欄間は、座敷と仏間間の襖の上に入っていました。

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